コレクション#1
RAW COLOR
クラフトに宿る、普遍的なフォルムの言語

協力について
本コレクションのすべてのテキスタイルデザインは、ス タジオの各プロジェクトに共通する「本質の探求」を
表現しています。Raw Colorは、織職人たちの声に耳を傾け、それぞれ の織元が持つ独自の技術や素材の特性を丁寧にリ サーチしました。職人たちの高度な手仕事と技術に、- Raw Colorの大胆なグラフィック表現が融合すること で、新たなテキスタイルが生み出されています。 このコレクションは、地元の織職人たちへのリスペク トを込めながら、現代的な色彩と誰もが直感的に理 解できるフォルムの言語を織り交ぜた、ユニークなデ ザインに仕上がっています。

色彩 – 地域に根ざし、世界へと響く哲学。
この色彩のアプローチは、富士吉田独自の風景と光 を反映しています。歴史資料の調査を通じ、かつての 絵甲斐絹(えかいき)の織物には昼と夜が描かれてい たことがわかりました。この要素に着想を得て、昼と 夜のパレットが生まれました。 暖かく力強いトーン、あるいは涼しく深みのあるトーン がそれぞれの時間帯を象徴し、この色彩哲学は各テ キスタイルデザインに息づいています。個々の織物が 持つ独自の表情を大切にしながらも、全体としての統 一感を生み出しています。


地域に根ざし、世界へと響く哲学。
この色彩のアプローチは、富士吉田独自の風景と光を反映しています。歴史資料の調査を通じ、かつての絵甲斐絹(えかいき) の織物には昼と夜が描かれていたことがわかりました。この要素に着想を得て、昼と夜のパレット が生まれました。暖かく力強いトーン、あるいは涼しく深みのあるトーンがそれぞれの時間帯を象徴し、この色彩哲学は各テキスタイルデザインに息づいています。個々の織物が持つ独自の表情を大切にしながらも、全体としての統一感を生み出しています。

Tenjin Factory - 自然素材と染色が映し出す織りの本質
このテキスタイルは、織りの密度の微妙な変化を追求したデザインです。使用される糸はすべて天然染色されており、落ち着いた上品な色彩が特徴です。各デザインでは、同系色ながらもコントラストを生む2色のトーンを組み合わせ、奥行きのある表情を生み出しています。
ドビー織りの技法を用い、異なる長さで配されたハイライト糸が、織りの中に繊細な階調を生み出します。天然繊維とシンプルな織りの結びつきを最大限に生かし、Tenjin Factoryが職人生涯をかけて磨き上げてきた技術を讃えるテキスタイルです。

Sudo
Sudo_light_S
Weaver: Tenjin Co., Ltd.
Characteristics: Fabric made with yarn dyed using natural dyes
Machine used: Dobby shuttle loom
Yarns: 100% linen
Width: 120 cm
coming soon

Sudo
Sudo_Dark_S
機織工房: 有限会社テンジン
特性: 天然染料を使った糸を使用した生地
織機: ドビーのシャトル織機
糸: リネン100%
幅: 120 cm

渡小織物 - 色彩とスケールが蘇らせる光沢の美
このテキスタイルは、渡小織物のこれまで制作されたアーカイブの探求から生まれました。豊かなコレクションの中から厳選した絞り織のデザインを、色彩とスケールの視点で再解釈しています。 織りの光沢ある表面は、大胆な色の組み合わせによって新たな魅力を放ちます。配置を工夫したコントラストが奥行きを引き出し、時にはパターンを反転させるような効果を生み出します。太くしっかりとした糸の質感は、鑑賞者をより細部へと引き込み、繊細な織りの構造に没入させます。 このデザインは、色彩の相互作用を体現するものでもあります。対照的な色の組み合わせが調和を生み出し、逆にトーナルな色が鮮明なコントラストを生み出すこともあります。 光沢が生み出す豊かな表情と、高精細な織りの技術を讃えるテキスタイルです。